Botanical art candle
儚い 一本の植物に そっと 灯りをともす
花は 枯れても なお うつくしく ただ そこに或る
柔らかくて つめたい 大理石の階段の上に そっと 手折った 野花を 置いてみたような
そんな感じ
座りこんで ふと見上げた空が 気持ちよく 晴れていたり 物憂げな 雨だったり
その眼の先に 物語が あって 何歳になっても 過去も未来も 今に或る
辿ってきた その想いを 大切に 灯すような